知名度順は、EM > えひめAI > e-クリーンシリーズ
成分情報提供
「e-クリーン」シリーズは嫌気性光合成細菌を中心にした複合微生物とステビア草によって作られており、成分や効果が明確になっています。
えひめAIは好気性菌(納豆菌、乳酸菌、酵母菌)で成分による効果が明確です。
EMは好気性菌(乳酸菌、酵母菌、光合成細菌)などを主体に80種類の微生物が含まれていて、どの菌がどんな効果を出しているのか不明な点が有ります。
消臭効果
3種供使用されていますので効果が有りますが、効果時間は
e-クリーン>えひめAI>EMの順に感じました。(あくまでも私の感覚です)。
汚泥減少効果
e-クリーンβ≧えひめAI>EM(カタログデータなどを参考にしました)
※e-クリーンシリーズは嫌気性菌が多く含まれているため酸素の少ない汚泥にも効果がある
農業での使用において
えひめAI-1(株式会社東洋殖産製造)はJASを取得しています。
e-クリーン21は光合成細菌農法とステビア農法を合わせた効果が期待でき、塩基障害や病原性糸状菌による連作障害の改善か可能です。また、嫌気性菌を用いている事により土壌内に酸素を生み出して好気性菌と共存して効果が長続きすると考えられています。
EMの効果については、1996年8月に開かれた公開シンポジュウム『微生物を利用した農業資材の現状と将来』において「EM及びEM資材の有効性を評価するためのタイ国内共同研究、その実用性試験と施用の農業及び環境に与える影響」でEMへの評価が紹介せれていますが、あまり良い評価ではありません。
また、アメリカのMITの分析では遺伝子破壊物質が含まれていると言われているらしいです。
手作り石鹸に液を付加した場合効果(想定です。えひめAIとe-クリーンシリーズは作っていません。)
アルカリ性のe-クリーンシリーズは、石鹸の効果は落ちないが、えひめAI及びEMは酸性なので石鹸効果が落ちると思われます。(実際に作って実験した訳では有りません。石鹸がアルカリ性で有ることだけから判断しています。)
EM石鹸については、2005年9月にシャボン玉石けんが公正取引委員会から「EM石けんは洗浄力をアップする」「排水となって流されると水環境を浄化する」との表現に対して「景品表示法 第4条 違反行為の未然防止」に基づく注意を受けています。
培養(液を購入後に自分で培養)
e-クリーンシリーズ ・・・ 培養に特殊方法を用いているため不可(特許)
えひめAI-2 ・・・ 一次培養から可(AI-1は二次培養から可)
EM ・・・ EM発酵液を作ることができる(何次培養かは不明)
※3回以上培養を重ねると突然変異の恐れあり
液の匂い(原液比較)
e-クリーンシリーズ > えひめAI > EM の順
液の匂いが消えるまでの時間(原液をスプレーしての比較)
えひめAI > e-クリーンシリーズ > EM の順
活動範囲
えひめAIとEMは大気中から地下30cmくらいまでが活動範囲
e-クリーンシリーズは大気中から地下30cm以下でも活動できる
pH
えひめAIとEMは3〜4の酸性
e-クリーンシリーズは8〜9のアルカリ性
価格
e-クリーンシリーズ>えひめAI>EM
※えひめAIはAI-2を一次培養したと仮定、EMはEM液からEM発酵液を作ったと仮定しています。
個人的総合評価
e-クリーンシリーズ>えひめAI>EM
(e-クリーンシリーズの効果はダントツ)
しかし、EMが「全く効果が無い」とは言えないと思います。なぜなら多くの人がその効果を実感し、今も多くの人に使われているからです。
米のとぎ汁をリサイクルする方法の1つかもしれません。
※これは、あくまでも私の感覚や集めた資料などで評価したものです。
EMに対する評価
「微生物を利用した農業資材の現状と将来」より
「シャボン玉石けん公正取引委員会からの注意についての内容は」 (http://www.live-science.com/honkan/alkali/seke01.html)を参考
e-クリーンシリーズ