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2009年01月29日

クローン牛アンケート結果

『クローン牛が店頭に並んだら食べますか』のアンケートに1600を上回る投票をして頂きありがとうございます。

アンケート結果は次の通りです。
投票総数:1631票
食べない:1275票 78.2%
食べる : 356票 21.8%

コメントも338件も頂きました。(同一人で両方にコメントされた方のは一部削除させていただきました)
コメントの多くは「気持ち悪い」、「安全性に疑問」などで食べないに投票された方のでした。
食べるに投票した方の意見は、「食べるつもりはないが、業者の企みによって、最終的には、結局食べさせられてしまう。食べるというより、食べてしまうですね。」や「牛があるなら豚や鶏もある。食わないというのは無理だ。」とか「日本人は間違った情報に振り回されすぎる。科学的に何の問題もない貴重な食品。おいしくいただきましょう。」、「形の揃った野菜だってクローンみたいな作り方だよ。知らずに食べてるだけ。」など様々な意見がみられました。
国に対する要望として「クローン肉の表示義務の確立」がありました。
また、「食べるつもりはないが、業者の企みによって、最終的には、結局食べさせられてしまう。食べるというより、食べてしまうですね。」、「絶対に食べません!・・・が、市販の食品の味付けにクローン牛で作ったコンソメなんかが使われたら・・・ どうしても口に入るのは避けられないでしょうね。」が有り、それを証明する意見が「『受精卵クローン牛』はとっくに出回っているので、気づかないで食べている方が多いと思います。近いうちに『体細胞クローン牛』も出回るでしょう。嫌よ嫌よではなく、食べざるを得なくなります。こうした背景には、消費者の食生活の変化にも責任の一端があると考えます。煽情的な議論に惑わされることなく、冷静に判断されることをお勧めします。」が有りました。

頂いた意見を整理しますと、多くの人はまだ安全性に疑問を持っておりあまり食べたくないと思っているが、知らないうちにいつのまにか食べている可能性あるので、国は表示を義務化して消費者に知らせ、消費者が冷静な判断で何を購入するか判断する事が良いのではないでしょうか。

アンケートにコメントくださった方貴重な意見ありがとうございました。

詳細はこちら⇒アンケート結果


【コマーシャル】
アンケート調査はPotora(ポトラ)でを用いて行ないました。













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2009年01月20日

内閣府食品安全委員会がクローン牛豚を安全と報告

クローン牛豚『安全』 国、流通の可否判断へ 食安委部会報告

体細胞クローン動物の食品としての安全性を評価していた内閣府食品安全委員会の作業部会(座長・早川尭夫近畿大薬学総合研究所長)は十九日、「従来の繁殖技術による食品と同等の安全性を有する」とする報告書をまとめた。

部会の上部組織で審議後、同委員会は早ければ三月にも答申案を決定、意見募集を経て厚生労働省に答申する。それを基に同省が流通の可否を最終判断するが、今回の報告によりクローン技術で生産された牛や豚が近い将来、市場に流通する可能性が高まった。
        東京新聞より

アンケートへのご協力お願いします。



クローンとは、同一の起源を持ち、尚かつ均一な遺伝情報を持つ核酸、細胞、個体の集団。もとはギリシア語で植物の小枝の集まりを意味するκλών から。1903年、ウェッバー (H. J. Webber) が、栄養生殖によって増殖した個体集団を指す生物学用語として定義した。また、本来の意味は挿し木である。  Wikipediaより

クローンと遺伝子組み換えの違い
クローンは植物でも動物でもあります。遺伝子が同じものがクローンです。

動物の場合は、母動物の未受精卵を取り出してきて、核(DNA)を取り出して卵を空にします。そして、クローンを作りたい動物(動物Aとします)のDNAを先ほどの空になった卵に入れてやり、動物の子宮にもどして着床させ妊娠させます。それで、生まれてきた子供は、動物Aと同じDNAをもっているのでクローン動物という訳です。

植物の場合は、植物(植物Bとします)を2,4−ジクロロフェノキシ酢酸などで処理すると、カルスという不定形の細胞の塊が増殖します。その細胞を酵素(ペクチナーゼ等)処理して細胞の塊をバラバラにしてやって、1個の細胞にしてやります(これをプロトプラストといいます)。この1個の細胞を適当な培地で培養してやると、またカルスになって増殖します。これをさらに植物ホルモンを入れた培地で培養してやると、もとの植物体の形に戻ります。この植物は元の植物BとDNAが同じなのでクローンです。

では、遺伝子組み換えというのは何かというと。。。。
遺伝子(DNA)はデオキシリポ核酸というのがつながって出来ています。この塩基はアデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シトシン(C)という4つあります。たとえば、このDNA配列(すごく長い)の一部がATCGGATTCGだったとします。この配列の一部を別の塩基配列に例えばATCCAGGACG変えてやる(先ほどの配列のGGATTの部分だけCAGGA変換)のが遺伝子組み換えです。
        教えてgooより






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2009年01月16日

沖縄・泡瀬干潟埋め立て再開

沖縄・泡瀬干潟埋め立て開始…「暴挙」と抗議集会も
 南西諸島最大の干潟とされる沖縄県沖縄市の泡瀬(あわせ)干潟(約290ヘクタール)の埋め立て事業は15日、第1区域(約96ヘクタール)の本格的な工事が始まった。

 那覇地裁は昨年11月、泡瀬干潟公金支出差し止め訴訟で、県と沖縄市に将来の支出差し止めを命じ、県と市は控訴した。原告団メンバーは「埋め立ては地裁判決を無視した暴挙」と干潟近くの岸壁で抗議集会を開いた。

 埋め立ては国と県が担当し、事業費は約490億円。第1区域と未着工の第2区域(約91ヘクタール)があり、埋め立て地の大部分を県と市が購入し、ホテルや商業施設を誘致して地域活性化を図る計画。

 第1区域の工事は2002年に着工。希少生物の保護措置や反対住民の阻止行動で、工事は断続的に中断し、護岸整備しかできていなかった。12年度に工事完了予定で、当初計画は「第1、第2区域とも09年度完工」としていた。

 この日は午前9時前に工事が始まった。干潟の北東3キロの中城湾港新港内で採取した土砂を運搬船に載せ、埋め立て地に搬送。午後からは護岸で土砂をダンプカーに積み替え、海に投じる。今後も毎年4〜7月は、埋め立て地周辺で絶滅危惧(きぐ)種・トカゲハゼが産卵するため作業を中断する。

 県港湾課の平良和雄・港湾開発監は「裁判は継続中で、埋め立て工事の進展に問題はない」と語った。沖縄市の東門美津子市長は「具体的な土地利用計画を早い時期に策定し、経済的合理性を説明していくことが市長としての責務と考えている」とのコメントを出した。
            読売新聞より


沖縄県内新聞社記事
1:泡瀬埋め立て、土砂投入を開始
 中城湾港泡瀬干潟埋め立て(東部海浜開発)事業で、沖縄総合事務局は15日午後、中城湾港新港地区の航路しゅんせつ作業で生じた土砂約千立方メートルを泡瀬干潟の埋め立て予定海域に投入した。16日以降、土砂投入量を増やし、3月末までに新港地区泊地の15万5千立方メートルの土砂を投入するという。
 同局によると、2012年度までに現在3〜4メートルの水深を11メートルまで掘り下げ、同工事で生じるしゅんせつ土砂を使い1期工事として約96ヘクタールを埋め立て造成する予定。
 昨年11月、那覇地裁が同事業について「経済的合理性が認められない」として、県知事と沖縄市長に以後の公金支出の差し止めを命じる判決を下したが、総合事務局は被告でないことから08年度当初の計画通り作業を進める方針。
 同局の川崎俊正港湾計画課長は「今回の工事は沖縄振興にとって重要なもの。今後も県や沖縄市と連携しながら計画通り進めていく」と事業の重要性を強調。那覇地裁判決に対しては「現在、沖縄市が土地利用計画を見直しているため、国として注視していきたい」と話した。
 埋め立て工事などに反対する泡瀬干潟を守る連絡会の小橋川共男共同代表ら6人は15日午後、小型ボートに乗り込み、しゅんせつ海域周辺で、土砂投入の中止を求めてシュプレヒコールで抗議した。
            琉球新報より

2:土砂搬入進む/泡瀬干潟埋め立て事業
 沖縄市の泡瀬干潟埋め立て事業で、土地の造成工事を行う沖縄総合事務局は十五日午後、外周が囲われた第一区域の内側に地面となる土砂の投入作業を始めた。うるま市の中城湾港新港地区で浚渫した土砂を現場まで船で運搬。トラックで投入地点まで運び流し込んだ。三月末までに約十五万五千立方メートルを投入する計画。最終的には約四百五十万立方メートルが投入される。
 土砂の浚渫・投入は、昨年十一月に那覇地裁が同事業に対し、「経済的合理性がない」として県知事と沖縄市に新たな公金支出を差し止めた判決後初の本格的な工事。第一区域九十五ヘクタールのうち、すでに外周で閉め切られた六十九ヘクタールの内側に粘土質の土が投入された。
 囲われた外周に沿って内側を埋めていく形で土地として造成する計画で、第一区域は二〇一二年度に工事が終了する予定。
 判決が確定していない中で工事が進むことについて、同事務局那覇港湾・空港整備事務所の津田修一所長は「県と市が控訴し、市は計画を見直している。県、市にとって重要な事業であり国は両方の要請に基づいて予定通り進める」と話した。
            沖縄タイムスより


その他関連記事
那覇地裁が命じた埋立て中止を守れ 12日・東京デモで国に訴えよう

どうする、子どもたちへの〈環境教育〉〜都内初の沖縄・泡瀬干潟デモから学校教育を考える〜


泡瀬干潟:
 沖縄県沖縄市にある干潟および浅海域。現存する干潟や藻場などの浅海域の広がりとしては南西諸島でも最大級の規模を誇る。
 詳細事項については、Wkipediaを参照のこと。


感想:
 まさしく「お役人仕事」! 「公金支出差し止め」が確定する前に勝ちと言った感じがする。

 自然は壊すのは簡単だが、再生するのは非常に難しい事は解っているはず。

 この公共事業を行なう事により雇用も発生し地域産業の活性化にはなる。しかし、甘い計画で箱物事業を行なっても決して良い結果にならないコトも夕張市の破綻から知っているはず。
 市は、地方裁判所の判決が出たのだから『この事業が本当に必要で発展性のあるものなのか』を十分検討し、新たな計画表を市民に公表してから行なっても遅くはないのではないだろうか。

 たしか埋め立て地に建てる予定のホテルや商業施設は当初予定の半分にもみたないと聞いている。




ラベル:環境ニュース
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2009年01月13日

地球温暖化の原因はヤッパリ人間?

地球温暖化は産業革命以降に急激に進んでいると言われている。確かに地球温暖化防止活動推進センターの資料でも理解できる。では、産業革命当時の人口と現在の人口を比較してみると少なく見積もっても6倍(学者によっては10〜13倍との説もある)。
人口グラフ_graph.jpg

人間が呼吸することによる二酸化炭素の排出量も6倍以上になっていることになる。

では、産業革命前の人間活動を行なっていたならば地球温暖化は起こらなかったのだろうか?
多くの方は中国の始皇帝の兵馬俑を知っていると思うが、何故あの周辺に森や林は無いのだろう。最初から無かったのだろうか。いやそんなはずは無い。
始皇帝は強大な軍事力で近隣諸国や匈奴を倒し、統一国家を作ったと言われている。また、森林を切り開き、大土木工事のすえに農地や灌漑設備を作ったと言われ、これら国家建設に欠かせなかったのが青銅器に代わる鉄の武器や農機具を使いだした。
鉄の作り方は今も昔も変わらない。石炭を知らなかった人達は炭を使って鉄を溶かした。そのためには大量の木材が必要になった。その結果森や林を失った土地は急速に砂漠化が進みついには人が住めなくなった。と考えられる。

つまり、産業革命前のカタチで人間が活動していたなら森林破壊が急速に進み森林は20世紀中(人口が今と同じ様に増加していたとする)に無くなっていた可能性が高い(森林が無くなる事により二酸化炭素の吸収率はかなり低下する)。
考え方によっては、化石燃料を使う事により森林の消失を減らしたとも言える。
また、化石燃料より新しい製品が次ぎつきに生まれ、私たちの生活をより快適な世界にしてくれたコトやも事実だ。

地球温暖化の中で二酸化炭素問題を重視しているのは、自然環境との調和と無駄に資源を使い過ぎないコトではないのだろうか。

人間が生きて行くには酸素を消費し二酸化炭素を排出し続けるのだから。




ラベル:地球温暖化
posted by yoishina_goo at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 地球温暖化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 

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