2009年5月1日6時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局またはWHOが発表した国は以下の通りです。メキシコ及び米国を除き、各国とも死亡者はありません。
@WHOが同時点で公表している感染状況は以下の通りです。
感染が確認された国 11カ国、感染者数 251人
メキシコ | 感染者数 97人(うち 7人死亡) |
米国 | 感染者数 109人(うち 1人死亡) |
カナダ | 感染者数 13人 |
スペイン | 感染者数 13人 |
英国 | 感染者数 8人 |
ニュージーランド | 感染者数 3人 |
ドイツ | 感染者数 3人 |
イスラエル | 感染者数 2人 |
オーストリア | 感染者数 1人 |
オランダ | 感染者数 1人 |
スイス | 感染者数 1人 |
A現地政府が発表している国 また、5月1日午前6時現在、感染疑いがある国・地域は以下のとおり(報道含む。23ヶ国・地域)です。
インド、韓国、シンガポール、オーストラリア、フランス、ポルトガル、ノルウェー、ベルギー、フィンランド、ポーランド、クロアチア、ルーマニア、アルゼンチン、エルサルバドル、アイルランド、ウルグアイ、コロンビア、ブラジル、グアテマラ、チリ、ベネズエラ、コスタリカ、南アフリカ
2.新型インフルエンザとは、動物のインフルエンザウイルスがヒトの体内で増えることができるように変化し、継続的にヒトからヒトの感染がみられるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
今般、メキシコや米国等で感染が確認された豚インフルエンザ(H1N1亜型)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定する新型インフルエンザに位置づけられたところです。
3.豚インフルエンザがヒトに感染した場合、発熱、倦怠感、食欲不振、咳など、通常のインフルエンザ症状があらわれます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐や下痢などの症状を訴える患者もいます。4.感染防止策下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。
(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。
5.帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。)。
(問い合わせ先)
○外務省豚インフルエンザ相談窓口電話:
(代表)03−5501−8000 (内線)4625、4627、4629
○外務省領事局海外邦人安全課電話:
(代表)03−3580−3311 (内線)5140
○外務省海外安全ホームページ
(携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/
(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)(英語)