私がこの本を知ったのは、「えひめAI」を調べていた時に「かんきょう保安官レポート14」を読み、開発者の曽我部義明先生をそこまで(あえて特許を取らなかった)心を動かす絵本に「何が書いてあるのだろう」と興味を持ったからです。
早速、図書館(こども図書コーナー)へ行き借りてきました。
内容はそれはすばらしく、小学6年生でよくここまで調べ上げることができたと驚きます。
しかも、大変わかりやすい説明が、マンガ付きで書かれている。
子供だけでなく、大人にもためになる本です。
是非1度読んでみて下さい。
きっと、何かを感じると思います。
作者について
坪田愛華(あいか)ちゃん 1991年12月27日、12才で急逝。
小学6年の国語学習の一環として環境問題の課題に取り組み、低学年の子供達にも親しみやすいようにと、得意とした漫画によって表現した「地球の秘密」を1991年12月25日に完成させたました。
しかし、描き上げた数時間後「お母さん、頭が痛い」と訴え、まもなく短い生涯を閉じました。
本の誕生
ご両親が「あの子が生きてきた証になれば」と本にまとめ、同級生や先生に配りました。
その内容は、小学6年生の作品とは思えないほど素晴らしいもので、読む人に大きな感動を与えました。
目次
第1章 地球の歴史を探れ
第2章 自然界のバランスを知ろう
第3章 現在の地球を探れ
第4章 みんなで地球を守ろう
第5章 その後のおはなし
第6章 感想(この本を作って)
その後
英語、中国語、アラビア語等にも翻訳され、愛華ちゃんの環境保護を訴えたメッセージは今もなお世界中に拡がり続けています。1993年、国連環境計画(UNEP)より世界で環境問題に著しい貢献をした人に贈る「UNEPグローバル500賞」を受賞し、世界のマスコミに大きく取り上げられました。
価格:1,470円(税込み)
気軽な購入先
書店
セブンアンドワイ
アマゾンドットコム
紀伊國屋BookWeb