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2007年08月29日

e-クリーンシリーズに使われている微生物

光合成細菌

植物が太陽の光を使い、二酸化炭素を還元して糖やアンモニアにする地球上で起きている最大のエネルギー反応のことを光合成といい、それに大きく貢献しているのが光合成細菌です。

(今、問題になっている「環境問題などの諸問題を解決する鍵になる」とも言われています。)


 
作用
エネルギー源エサ分泌する物質貢献
光・熱有機物植物の根から出る分泌物有害物質(硫化水素や炭化水素)糖類窒素化合物のアミノ酸ビタミンを合成核酸や生理活性物質植物の生育成長促進土壌の肥沃化水質浄化土壌浄化他の微生物が繁殖するエサの供給
※光合成が活発になる時間帯は、日の出と供に始まり午前中までで午後の光合成は少ないと言われています。 

殺菌効果
サルモネラ菌、O−157に光合成細菌を1%添加したときの結果(抜粋) 
区  分5日後10日後 

サルモネラ菌

SE

0.5×10 個)

対照

1.1×10

1%区

700

2
ST

0.5×10 個)

対照

1,000

1%区

400

0
SD

1.0×10 個)

対照

1.5×10

1%区

100

0
O−157

3.6×10 個)

対照

1.5×10

1%区

100

0

SE、ST区は鶏糞5%水溶液、DS、O−157は牛糞10%水溶液

区分欄の()内の個数は、1ml中の菌の個数、対照は光合成細菌を添

加していない区

 
安全性
マウスの発育試験(光合成細菌)
区分1回目2回目3回目4回目
通常飲水区3.40.72.110.4
10%飲水区5.51.52.612.2
100%飲水区4.42.23.912.1
各区6頭、2週間飼育。前後の体重さ(g)結果:異状なし 三河環境微生物 さとう研究所(http://www10.ocn.ne.jp/~tamagoya/satou_labo.htm)より 

光合成細菌中のビタミンならびに色素含有量と成分比率
光合成細菌中のビタミンならびに色素含有量 

種  類

μg/100

ビタミン

B2

3,600

B6

3,000

葉素

2,000

12

2,000

 

成分(乾物)

2,000

蛋白質

66

10,000IU

脂質

7

31,200

炭水化物

20

色 素

細菌性葉緑素

56.1r

灰分

4

カロチノイド総量

41.7r

繊維

3

菌体アミノ酸組成は栄養基準蛋白質として用いられる全卵蛋白、牛乳蛋白と比較してほぼ同等

ビタミンB群、カロチノイドを多く含み、成長因子のビタミンB12が酵母類の200倍、また貧血予防の葉素含有量が大きい。

 
最近の研究より
200612月に出版された「光合成微生物の機能と応用」(監修:上原赫 京都大学エネルギー理工学研究所 客員教授;大阪府立大学名誉教授)の「まえがき」において、『現在,人類は"トリレンマ"とよばれる3つの重大な危機に直面している。「化石燃料の枯渇によるエネルギー危機」,「地球温暖化による気候変動と災害危機」,「森林破壊による砂漠化と食糧危機」である。これらは人間の文明が引き起こした問題である。灌漑農業をベースにした農耕文明,化石燃料をベースにした物質文明,電気・通信・情報をベースにしたエレクトロニクス文明が,人口爆発,生態系の破壊と気候変動,エネルギー・食糧不足をもたらした。これらがグローバル化の名のもとに,地球規模で拡大し,問題を深刻化させていることは周知の通りである。これらの諸問題を総合的に解決するための鍵が光合成微生物にあると記載されています。 

乳酸菌・有害菌の増殖を抑制し、有機物を分解させて有効な養分を作り出します。 

酵母菌・発酵作用で糖をアルコールに変え、ビタミンや多様な生理活性物質を作り出し、有用菌の活性化を増進させます。 

放線菌・アミノ酸などから有機酸や抗菌物質を作り出して、病原菌や有害なカビなどを抑制します。 

糸状菌・糖をアルコールや有機酸に変え、蛋白質をアミノ酸に繊維質などの難分解性炭水化物を発酵により分解します。
posted by yoishina_goo at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 成分(e-クリーンシリーズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

光合成細菌の働き

光合成細菌の働き
BIG光合成細菌の働き

【エネルギー源】
光と熱
【栄養源】
・葉 二酸化炭素
・土 有機物や硫化水素などの有害物質など
【分泌物】
アミノ酸、糖類、ビタミン合成物
【貢献】
植物の成長促進
水質や土壌の改善
他の微生物が緊殖するエサの供給
【歴史での活躍】
36億年前から順次誕生して当時98%占めていた二酸化炭素をバイオマスや化石燃料(石炭や石油)の形で固定化して地球の温度を低下させた。
また有毒な硫化水素を酸化して安全な固体のイオウとし,水を酸化して地球大気に21%の酸素をもたらし,それによってオゾン層が形成された。
莫大な二酸化炭素を化石燃料に変えて地中深くに貯蔵し,酸素を発生して人間にとって快適な気温の地球大気に整えると同時に,自らを食物連鎖の起点とする豊かな生態系をもつ海と森林で全地球を覆った。
このように,独立栄養生命体としての光合成微生物は地球環境を創成し,維持。

もっと光合成細菌について知りたい方へ
  光合成細菌で環境保全 (自然と科学技術シリーズ)
  光合成細菌
  光合成微生物の機能と応用
           の本がお勧めです。
posted by yoishina_goo at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 成分(e-クリーンシリーズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

e-クリーンシリーズの成分説明

複合微生物 詳細はここ

ステビア草

原産は南米のパラグアイでキク科の多年生植物です。
葉の部分は、天然ダイエット甘味料(砂糖の約200〜300倍の甘さでカロリーは約1/90)として使用され、茎の部分は自然の抗酸化剤(熱水抽出したものは緑茶の5倍の抗酸化力)として使用されています。
また、原産国では古くから薬草として使用(整腸剤、虫よけ剤など)や美容にも使用されています。
 
食品添加物としての評価
日本、韓国、ブラジルなどではステビアの抽出物が食品添加物として認可していますが、アメリカやEU諸国、シンガポール、香港などでは認められていません。
(アメリカでは、食品添加物として認可していいないがサプリメントとしては認めています。)
しかし、日本が中心となりJECFA(国連食糧農業機関と世界保健機関の合同食品添加物専門家会議)へ平成153月、厚生労働省を通じて申請し、平成166月のJECFAにおいて、ステビア甘味料の暫定ADI(それ以下では有害な影響がない限界値)が設定され、国際的に安全性が認められました(第63回JECFA資料より 3.1.6 Steviol glycosidesの項)。
 
主な効果
・糖度、滋養成分の増加作用
・有害菌の殺菌作用やウィルス抑制作用
・有害物質、環境ホルモンの抑制作用
・アレルギー、アトピーの防止作用
・生殖ホルモンの正常化作用
・ビフィズス菌や乳酸菌等の有用微生物の活性化
・発根促進作用
・抗酸化作用による果物などの日持ちが良くなる
・ヒスタミン解毒、ステロイド副作用制御作用

 
安全性

試験項目

試験機関試験結果
急性毒性試験LD50社会法人 日本食品分析センター(1991年)体重20gのマウス10匹に1gずつステビア原液を強制経口投与、10匹とも30分以内に正常に回復。結果として、LD501kgあたり50ml以上で、急性毒性は極めて低い。
皮膚に対する安全性試験JR東京総合病院皮膚科(1990年)健康な人の皮膚にステビア濃縮エキスを塗布後、48時間パッチを密閉塗布し判定。24時間後、42人中1人が軽微な紅斑、その他は異常なし。7日後、全員異常なし。
一般生菌培養試験北里大学 衛生科学検査研究センター(1991年)陰性。
ドーピングテスト財団法人 競走馬理化学研究所(1991年)カフェインなど薬物有無試験、48種類の薬物で陰性。
JBB Stevia Online Shophttp://www.jbb-stevia.co.jp/safety.html)より 
※ステビア農法は主にステビアを土中に散布して微生物の活性を図り、植物の抵抗力を高めて無農薬栽培を目指すものですが、甘味料としてのステビアに付いて発癌性や避妊作用があるとの疑いの声があるので調べてみました。
双方ともEUやアメリカでの食品添加物としての認可がされてない事によるもののようですが、認可されていない理由は資料の信頼性が充分でないなど、資料不足の為に安全であるとは言い切れないとの理由のようですが、審議の際の資料や発癌性や毒性に対する研究結果などの報告は見当たりませんでした。
かわりに国内での牛での研究で受胎率が上がったと言う避妊作用とは逆の研究結果や厚生省の生活衛生局食品化学科の食品衛生調査会毒性部会・添加物合同部会の議事録が見つかりました。
 厚生労働省 食品衛生審議会食品衛生分科会 毒性・添加物合同部会議事録平成13116日(火)10:0012:00 厚生労働省 共用第7会議室(中央合同庁舎第5号館)(http://www.ynkikou.co.jp/stevia-anzensei.htm)より 抽出液に含まれる成分成分表(100ml中)

成  分

成  分
カロリー47Kcalナトリュウム22mg
βカロチン54μgカリウム2200mg
ビタミンA30IUパントテン酸1.8mg
ビタミンB20.28mg酢酸0.37%
ビタミンB60.36mg乳酸0.85%
ビタミンE0.17mg重金属10.00ppm以下
ナイアシン3.9mg(pb) 
ビオチン17.4μgカフェイン検出されず
リン200mg砒素検出されず
カルシウム120mg酵母 他 
鉄分1.3mg8種抗酸化物質 
(社)日本食品衛生協会成績書より 国内での使用例

ダイエット食品、健康食品、清涼飲料水、化粧品、土曜改良剤、農法(ステビア農法)など多数

 
最近の研究より
東北大学からはヒスタミンの解毒作用の確認や20065月に行われた「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」において、U型糖尿病の原因である「インスリン抵抗性」を細胞レベルで改善する可能性があるという、自然抽出物では世界初めての発表がありました。 

研究体制

・東北大学・大分県林業試験所
福島県立医科大学・協和発酵工業
・千葉大学JAあしきた有機物供給センター
・女子栄養大学・内藤環境管理
・三重大学・東京都市場衛生検査所
・静岡大学・兵庫農林水産技術センター
・九州大学 
・鹿児島大学 
・福岡県立福岡農業高等学校 

(JBBステビア研究所のHP 学術論文で紹介されています。)

posted by yoishina_goo at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 成分(e-クリーンシリーズ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 

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