同国では2006年に穏健党を中心とする野党4党連合の中道右派政権が発足した。連立を組む中央党は当初原発に懐疑的だったが、「子供や孫の世代のためにも、電力供給源の1つとして原子力が必要」(オーロフソン同党党首)として原発容認に転じていた。
同国の発電量の内訳は水力発電45・27%▽原子力発電44・37%となっている。最近の世論調査でも原発維持の声が過半数を占めていた。今後議会で審議され、原発の是非が問われる。
同国では南部のバーシェベック原発1号機と同2号機が停止されているが、現在、10基が稼働しており、20年をメドに閉鎖する方針だった。
欧州では、イタリアが昨年末に一度は廃止した原発を再開すると表明したほか、ロシアへのエネルギー依存を減らしたいポーランドも今年1月に新規原発の建設計画を発表。ロシアや英国、フランスも新たな原発建設を計画し、フィンランドがすでに着工した。原発推進の流れは今後、一層強まりそうだ。
産経ニュースより
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確かに原子力発電はCO2を排出しない。しかし、「クリーンエネルギー」と言われるとどうしても「はい。そうですね。」思えないのは何故だろう。
安全性に対してどうしても『安全』と思えない。チェルノブイリ原発事故でも解るように1度事故が起きた場合取り返しのつかない事態(今でも後遺症の出ている人や直接被爆しなかった人にも癌の発生率が高いなど)になるコトは解っているはず。
日本で使われている原子力発電は危険性が低いと言われ北陸地震でも放射能漏れによる被害は無かったし、安全委員会など事前に予測される問題に対して積極的に解決しようと取り組んでいる。
でも、どうしても『安全でクリーンなエネルギー』とは思えない。
また、温排水の影響は全く無いのだろうか?
規模は小さいが東京の荒川は下水道処理施設が進むにつれて水温が上昇
しているようだ。その結果、本来生息できない魚などが生息しているようだ。
CO2だけが地球温暖化の原因では無いコトを理解してほしい。
ラベル:地球温暖化